TNO YGN1G‐1557 1993年式 三菱エアロバス\U-MS826P ←北都交通(ナンバー不明)
かつて北海道を走ったバスを紹介するこのコーナー、二回目は日本を飛んで東南アジアのミャンマーを走るバスを紹介します。
ミャンマーと言えば、日本から多数のバスが輸出されている事をご存知の方もいるかもしれません。
その多くは、首都圏や中部地方、近畿地方の大手事業者からのものです。
しかし、僅かではありますが、北海道を走ったバスもかの地で第二第三の車生を送っております。
今回紹介する車両は、北都交通が1993年に導入したエアロバスと推測されるものです。
北都交通が自社発注で導入したエアロバスは、1993年式は9台(札幌ナンバー)あり、この車両はそのうちのどれかという事になります。
9台の1993年式には、函館に転出後、札幌圏に戻って今も現役という経歴を持つ車両も複数存在する一方で、
この車両の様にすでに除籍されたものもある様です。
さて、上の画像は筆者がミャンマーの古都、マンダレー郊外を観光中に撮影したものです。インワと言う村への船着き場にて、見覚えのある塗装を纏ったバスと遭遇したのでした。
かの地に着いてまだ日が浅いからでしょうか、それとも大切に扱われているからでしょうか、塗装は北海道時代と同様に美しく整備されていました。なお、「北都交通」の文字は消されています。
北海道を走った証である「の~んびり いこうや 北海道」のステッカーも残されており、灼熱の地でも、のんびりと走り続けてくれることを期待して、この場を去りました。
なお画像はありませんが、ミャンマーでは元北都交通のエアロバスSD、夜行路線用エアロクイーンⅠの稼働も確認しております。
この他にも北海道から輸出された車両を確認しておりますので、追って紹介します。